オゾン療法(血液クレンジング)とは?
- ① 患者さんから100~150mlの血液を採取する
- ② その血液に医療用のオゾンを加えることで、血液を「浄化」する
- ③ 酸素飽和度が上昇した新鮮な血液を、体内に戻す
この3ステップで、酸素をたっぷり含んだサラサラな血液を体内に循環させ、
普段は酸素不足だった体の隅々(末梢)まで酸素を行きわたらせる効果が期待できます。
始めはどす黒かった血液が、オゾンに触れると一瞬で鮮やかな赤色に変色します。
医学的には「自己血輸血」と呼ばれる部類の手法であり、日本ではまだまだ認知度が低い療法ですが、
ヨーロッパ諸国では専門の病院があるほど普及しているのがオゾン療法(血液クレンジング)です。
こんなお悩みをお持ちの方に
- 冷え性、頭痛、肩こりなどにお悩みの方
- 慢性的な疲労を感じる方、疲れが取れない方
- コレステロール値が気になる、高脂血症、尿酸値が高いという方
- 肝炎など肝臓の病気でお悩みの方
- 慢性関節リウマチ、頸椎捻挫、腰痛などの症状でお悩みの方
- 脳梗塞、心疾患、動脈硬化、がん予防をお考えの方
- 美白、美肌効果、いつまでも若々しさを保ちたいという方
※1回の施術でも何らかの効果は認めますが、健康持続、老化予防(アンチエイジング)、 疲労回復等が目的の場合は、2~4週間に1回程度の治療を続けることで、効果の維持が期待できます。
施術料金
価格(税込) | |
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血液クレンジング(通常) | ¥22,000 |
血液クレンジング(初回限定3回セット) | ¥49,500 (1回あたり¥16,500) |
※上記料金に、別途診察代がかかります。
※当院で初めてオゾン療法(血液クレンジング)をお受けになる方には、安全上の理由からG6PD検査(検査代: 3,300円[税込])をお受けいただいております。皆様のご協力をお願いいたします。
オゾン療法(血液クレンジング)をお受けいただけない方
下記にあてはまる方は、安全上の理由から施術をご遠慮いただいております。あらかじめご了承くださいませ。
- G6PD欠損症(遺伝性の赤血球膜酵素異常)の方
- 甲状腺機能亢進症の方
- 妊娠中の方
副反応・リスク
オゾンの投与量が過多であった場合や、体調によって施術後にだるさを感じることがあります。このだるさは、特別な処置をしなくても、約12~24時間程度で改善されます。オゾン療法で使用する抗凝固剤(クエン酸ナトリウム)による副作用としては、しびれがあります。
未承認医薬品であることの明示、入手経路の明示
本治療に用いる未承認医療機器は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものですが、「医師等の個人輸入」により適法な輸入許可を得ています。
(日本では未承認医療機器を医師の責任において使用することができます。)
未承認医薬品等の情報については「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご覧ください。
国内の承認医薬品などの有無の明示
本治療に使用できる同一の性能を有するほかの国内承認機器はありません。
本治療に使用するオゾン発生器、その専用器具はEU内における医療機器として認証されたものです。(承認年月日:1993年6月14日)
本治療の代表的な書籍とされている「オゾン療法 第2版」によりますと、以下の記載がされています。
(血液クレンジングは「大量自家血オゾン療法」または「自家血オゾン療法」と表記されています。)
第7章(オゾンの潜在的な毒性:オゾン療法の副作用および禁忌)より
ドイツ、オーストリア、スイス、イタリアで数百万回の自家血オゾン療法セッションが行われた後にも、重篤な急性または慢性の副作用や癌の発生率の増加は報告されていない。
これまでのところ、我々の実験データと臨床的エビデンスは何らリスクを示していない。Jacobs(1982)は、オゾン療法に考えられる全ての悪影響について慎重に調査した。オゾンは「毒性」で知られているにも関わらず、その発生率はわずか0.0007%であり、医薬品の中でも非常に低い値となっていた。
コネリアーノ(ヴェネト州)の病院に長く勤務してきた非常に几帳面なオゾン療法士であるGiuseppe Amato医師は、自家血オゾン療法による治療を数年間受けた患者1,000例で軽度の副作用しかなく、後遺症はなかったことをヴェローナ議会(1999)で報告した。
シエナ大学病院での我々の経験も重要である。我々は1995年以来、大量自家血オゾン療法を加齢黄斑変性患者で約8,000回、線維筋炎患者で約100回(~その他の投与方法は省略~)をしてきている。(~略~)2000年6月から2004年3月まで我々は、新しい無毒なシステム(ガラス等)と血液に対して正確な量の3.8%クエン酸Na(用量で1:9、又は25~225mL若しくは例外的に30~270mL)を使用し、オゾン濃度を緩やかに増加(通常10μg/mLから60μg/mLまで)させるようにした。上に述べたすべての副作用はみられず、他の副作用も生じなかった。さらに、アレルギー様の不耐性も観察されなかった。
・引用文献 - 渡井 健男 (翻訳) 『オゾン療法 第2版 ―臨床の立場から』(丸善出版、第2版 (2017/11/27))
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